江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。
本日のテーマは「住宅ローンと転職」についてです。
参考にして下さい。
不動産購入と住宅ローンと転職について
不動産を購入する際に、ほとんどの方は住宅ローンを利用することになります。
住宅ローンは、他のローンに比べて金利が低く、借入期間は長期に渡ります。
それでは、もし不動産購入を検討している最中に転職というライフイベントが出てきたら押さえておくべきポイントは何なのでしょうか?
住宅ローンと転職
住宅ローンを利用する際には審査があります。
その審査項目の中には、勤務先・勤続年数・年収があり、こちらは転職することにより変化がでてきます。
勤務先は、転職するわけですから当然変わりますし、勤続年数はリセットされます。
年収も変動する事でしょう。
勤務先について
あくまでも一般論ですが、一部上場企業や公務員ですと評価が高いです。
金融機関によっては、総合的な評価が高いと貸出金利が低くなることもあります。
自分自身で起業する場合や役員として経営に参画する場合には、自身の年収だけでなく、会社の内容も見られることになりますので注意が必要です。
具体的には、直近三期分の決算書の提出を求められ、会社の売上や黒字経営なのか等を確認されることになります。
勤続年数について
勤続年数についても、基本的には長ければ長い程、評価は高いです。
何故なら、住宅ローンは長期に渡りますから、金融機関からすれば安定して同じ会社に勤めている方が評価が高いわけですね。
年収について
年収については、当然高い方が評価が高いです。
なお、転職したての場合、金融機関によっては、何割か減額された年収で評価されてしまう事があります。
キャリアアップの場合はどうなのでしょうか?
例えば、ヘッドハンティングされて中小企業から一部上場に転職したり、同業種で会社の規模が大きいところにキャリアアップした場合は、必ずしも転職はマイナス要因にはなりません。
先ほども言った通り、起業の場合は会社の内容もみられますので注意が必要です。
不動産購入は転職前にした方が良い?
転職をすると勤続年数はリセットされます。
年収も100%で見られない事もあります。
その為、出来れば転職は不動産購入後の方が良いでしょう。
しかし、もし年収が下がる見込みの場合は注意が必要です。
年収が下がるリスク
転職することにより、年収が下がる場合も当然あります。
その場合、もし無理な住宅ローンを組んでいると、毎月の返済が滞るリスクが出てきます。
返済が滞ってしまうと、最悪な場合、金融機関に競売の申し立てをされてしまうこともあります。
競売となってしまうと相場よりかなり安く売却されてしまうことになります。
もし毎月の返済が厳しい事がわかったら、なるべく早く金融機関に相談しましょう。
滞納が始まる前に早く動くことです。
重滞納状態だと、金融機関も相談にのれるケースが少ないため、競売とはいかなくても、やはり相場より安く売却することになる「任意売却」といった手法しかとれなくなってしまいます。
毎月の返済額を減らしてもらえる相談が出来るうちでないと、競売・任意売却で売却せざるを得ない状態になるわけです。
住宅ローン返済中に転職した場合は?
すでに住宅ローンを組んで不動産を購入した後に転職した場合の注意点です。
こちらもやはり金融機関には報告するべきでしょう。
毎月の返済が滞っていなければ伝える必要がないという考え方もありますが、金融機関とは長い付き合いになるわけですので、なるべく早く伝えるべきです。
人生は何があるかわかりません。
転職後、何年か経過して年収が下がってしまい、返済が厳しくなってきたときになってから伝えるのと、事前に伝えておくのとでは心証が違います。
まとめ
・不動産購入を検討している時に転職話が出て来た時には、金融機関の審査が厳しくなる事を覚悟する。
キャリアアップの場合は影響がない場合もあるが、起業する場合には会社の決算書の内容をみられることになる。起業後すぐに黒字経営が出来るとは限らない為、起業前に不動産購入をした方が無難である。
住宅ローンは無理のない資金計画で
住宅ローンは無理のない資金計画で行うことが重要である。
転職後、年収が下がるリスクも考えて、借入限度額目一杯に住宅ローンを組んでしまうと、のちのち競売や任意売却のリスクがあることを覚えておく。
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