江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。
【不動産会社の選び方シリーズ】
・将来のランニングコストを教えてくれるか?
・減税・助成金・補助金等の制度をアナウンスしてくれるか?
本日は、不動産会社の選び方【将来のランニングコスト】編です。
参考にして下さい。
不動産の将来のランニングコスト
不動産を購入する時の諸費用は、物件種別によって変わりますが、だいたい物件価格の7~10%くらいと考えておけば良いでしょう。
この購入する時にかかる諸費用は初期費用と言います。英語で言うとイニシャルコストですね。
それでは、維持費用(ランニングコスト)はどうなのか?
このランニングコストについても不動産会社に聞いてみて下さい。
物件価格と初期費用を支払えば、不動産はあなたの所有となります。
しかし、ランニングコストが支払えなければ、所有不動産の資産価値は維持出来ません。
このランニングコストは、将来にわたって、家計に影響を及ぼします。
ですから、ランニングコストについても、おさえておく必要がありますね。
将来のランニングコストについて、明確に答えてくれるかどうかも、不動産会社選びの大事な基準です。
どんなランニングコストがかかるの?
ランニングコストの項目をあげてみました。
・税金関係(固定資産税・都市計画税)
※不動産取得税は、維持費用とは言わないですが、必ずおさえておきましょう。
・損害保険(火災保険・地震保険)
・修繕費
それぞれの項目について解説していきましょう。
・税金関係
不動産を所有すると、毎年、固定資産税・都市計画税を支払わなければなりません。
【固定資産税とは?】
固定資産税は、毎年1月1日現在の土地、家屋及び償却資産(これらを「固定資産」といいます。)の所有者に対し、その固定資産の価格をもとに算定される税額をその固定資産の所在する市町村が課税する税金です。
※東京都23区内においては、特例で都が課税をすることになっています。
【都市計画税とは?】
都市計画税は、都市計画事業又は土地区画整理事業に要する費用に充てるために、目的税として課税されるものです。
・損害保険
賃貸住宅に住んでいる場合は、家財保険・第三者への賠償責任保険に加入します。
不動産を所有した場合には、ここに建物への保険が加わります。
損害保険に加入しておかないと、万が一の時に対応が出来ません。
地震による火事・倒壊・津波等の損害は、火災保険では担保されません。
必ず地震保険にも加入しましょう。
・修繕費
修繕費については、戸建て・マンションともに、月に1・2万円くらいは積立しておくことをお勧めしています。
マンションの場合、修繕積立金を毎月支払っているから安心なんじゃ?とお考えの方は、ご注意下さい。
ほとんどのマンションの修繕積立金は足りていない事が多いそうです。
勿論、しっかりとした管理会社・管理組合によって運営されていて、大規模修繕工事等のメンテンナンス実施時に追加料金の請求がないに越したことはありません。
しかし、いざという時に備えておく事が大事なのです。
【不動産会社の選び方シリーズ】
・将来のランニングコストを教えてくれるか?
・減税・助成金・補助金等の制度をアナウンスしてくれるか?
ご不明な点等ございましたら
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