江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。
本日のテーマは、「空き家が増えていく令和時代」です。
参考にして下さい。
令和は空き家の時代
平成31年4月26日に、総務省が「平成30年住宅・土地統計調査 調査の結果」を公表しました。
「住宅・土地統計調査」とは、5年ごとに、日本の住宅とそこに居住する世帯の居住状況、世帯の保有する土地等の実態を把握し、その現状と推移を明らかにする調査です。この調査の結果は、住生活基本法に基づいて作成される住生活基本計画、土地利用計画などの諸施策の企画、立案、評価等の基礎資料として利用されています。総務省ホームページより抜粋
【結果の概要】
全国で総住宅数は6242万戸と3.0%の増加
総住宅数及び増加率の推移-全国(昭和38 年~平成30 年)
総住宅数は 6242 万戸と、平成 25 年と比べて、179 万戸(3.0%)の増加でした。
一都三県で増加数の4割を占める
平成25年からの総住宅数の増加数を都道府県別にみると、東京都が31万戸と最も多く、次いで神奈川県が、15万戸、千葉県が14万戸、埼玉県が12万戸となっており、この1都3県で全国の増加数の4割を占めることがわかりました。
空き家率は13.6%と過去最高
空き家数及び空き家率の推移-全国(昭和38年~平成30年)
空き家数は846 万戸と、平成25 年と比べ、26 万戸(3.2%)の増加でした。空き家率(総住宅数に占める空き家の割合)は、13.6%と0.1 ポイント上昇し、過去最高となりました。
空き家数の内訳をみると、「賃貸用の住宅」が431 万戸と、平成25 年と比べ、2万戸の増加となり、「売却用の住宅」が29 万戸と1万戸の減少、別荘などの「二次的住宅」が38 万戸と3万戸の減少、「その他の住宅」が347 万戸と29 万戸の増加でした。
人口減少時代
令和時代は、人口減少時代です。
あくまでも、推計ではありますが、社会・経済を支えている生産年齢人口(20~64歳)が、2010年には約7,500万人いたのが、2020年には約5,800万人、その後、一旦増加しますが、2040年には約5,400万人、2060年には約4100万人になると言われています。50年間で、45%減少してしまうわけです。
不動産を購入する世代が減少
不動産を購入する層の多くは、生産年齢人口の世代です。
そして、不動産の一次取得者の年齢は、37歳±5歳前後ですので、不動産を購入する世代が減少していくわけですね。
前述した空き家の増加傾向は、人口減少が原因です。
人口が減少していくのに、新しい建物が増えていけば、空き家が増えていくのは、当然なわけです。
中古住宅の流通を促進
政府は、この人口減少時代の空き家問題の解決に向けて、中古住宅の流通を促進するべく動き出しました。
新築住宅ではなくあえて中古住宅を選ぶ
これまでは、予算の都合上、新築住宅ではなく、「仕方なく」中古住宅を選択するという方が多かったのが現実でした。
しかし、令和時代は、「あえて」中古住宅を選択するというのが、当たり前になるかもしれません。
政府は、中古住宅流通の促進に向けて、インスペクションを推奨し始めました。
インスペクションをしっかりと行えば、中古住宅を選択することも怖くありません。
https://www.mlit.go.jp/common/001219899.pdf
ご不明な点等ございましたら
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