江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。
「令和の不動産購入シリーズ」第三弾です。
【過去の令和の不動産購入シリーズ】
本日は、人口減少が加速していく令和時代において、住宅購入の重要な判断基準となってくる「資産価値」について解説していきましょう。
参考にして下さい。
不動産の将来の資産価値
不動産・住宅を検討する上で、意外と盲点なのが、資産価値についてです。
新築物件と中古物件を比較した時に、新築物件の方が新しいから、中古物件よりも「将来の資産価値」が、維持されると考えていませんか?
不動産の資産価値を意識していますか?
資産価値とは、そもそも何の事なのか?
資産価値とは、「物件の価値」のこと。
「物件の価値」とは、その時の「土地と建物の価値の合計」です。
「そんなの当たり前じゃあないか!」とおっしゃらないで下さい。
これが、意外と意識されていないのです。
不動産を購入した時は、当然、購入価格を意識しています。
それはそうです。購入価格に対して、頭金として自己資金を入れて、足りない分は、銀行から借り入れして、売主に支払います。購入価格がわからず、不動産を購入する事はあり得ません。
不動産の資産価値とは
購入時点での資産価値については、皆様、把握しているわけですが、その資産価値、例えば、仮定の話ですが、万が一、購入後、すぐに転売した場合の資産価値を考えた事はありますでしょうか?
えっ?
そんな購入したばっかりなのに転売なんてしないから、そんなことは考えないよ!
はい、仰る通りです。
でも、そのあり得ないことの延長線上にあるのが、ご自身の不動産の「将来の資産価値」なのです。
不動産の資産価値を意識した買い方
上記の表の通り、新築で購入したあとの住宅の市場価値は、2年経過すると、1割が毀損されることがわかっています。極論を言えば、買った瞬間、1割が毀損すると言っても良いでしょう。
このデータは平均値ですから、だいたいの不動産の市場価値は、買った瞬間に、2割が毀損してしまいます。
それでは、この現実を受け止めて、資産価値を意識した不動産購入についてご提案致します。
住宅ローンを「消費」ではなく「貯金」とする不動産の買い方
これは、「AさんとBさん、二人の物語」です。
Aさんは、新築マンションを4,000万円で購入しました。
15年間住んで、2,100万円で売却。1,900万円で15年間住んだことになりますから、月々のコストは10.5万円でした。それと、ひとつ問題が金利 2.5%、30年間ローンを組んでいましたので、売却時に2,490万円の残債がありましたので、400万円程度の残債が残ってしまいました。
一方、Bさんはというと、Aさんのマンションを2,100万円で購入して、500万円のリフォームを実施して、15年間住んだあと、2,000万円で売却しました。初期費用(2,100万円+500万円)-売却価格2,000万円=600万円で15年間住んだことになりますから、月々のコストは3.3万円でした。Aさんと同じ条件でローンを組んでいましたが、売却時の残高は1,620万円でしたので、手元に380万円が残り、ラクラク住み替え出来ました。
令和の不動産購入は貯金になる家を選ぶ
新築物件は、購入金額の10%~20%を購入時に瞬間的に毀損してしまうとご説明しました。
わかりやすく言いますと、マンションは築15年、戸建ては築20年にかけて、物凄い勢いで資産価値を減らしてしまうのです。これは、実に贅沢な買い方です。住宅の資産価値はある程度の年数で底を打ち、その後は、緩やかに推移していく事もわかっています。しかし、残念ながら、現在の住宅業界は、「消費する買い方」である新築物件に、消費者を誘導しているのが事実です。
また、この「消費する家」である新築物件は、不動産営業マンにとって、とても魅力的な「儲かる物件」でもあります。こちらのご説明は、次回にさせて頂きますね。
令和の不動産購入は、不動産の資産価値を意識した「貯金になる家」を選択しましょう。
ご不明な点等ございましたら
江戸川区の不動産バイヤーズエージェント江戸川不動産情報館へお気軽にご相談下さい。
不動産バイヤーズエージェントは、あなたの為の不動産代理人です。
家を買うなら知っておきたい情報セミナー・勉強会
【セミナーの内容】
☆マーケットを知る☆資産性とは何か☆リスクを考える☆減税・補助金☆私たちが出来ること
「貯蓄になる家」「負債になる家」「不動産の資産価値とは?」「生き残る街」「捨てられる街」「買ってはいけない物件」「バイヤーズエージェントって何者?」「不動産の買い時はいつ?」「家余り 人口減少時代の家探し」「不動産市場の仕組み」「不動産営業マンの思考」「不動産事業者が大好きな儲かる取引とは?」and more
セミナーでは、売り込みは一切ありません。お客様の貴重なお時間を頂きますので、徹底的に不動産の賢い購入術(買ってはいけない物件・不動産価格の決まり方等)、不動産業界の仕組み(不動産屋に騙されない方法等)を時間いっぱいにお伝えします。その為、物件を売り込む暇はありません。セミナー受講後、弊社をご利用するかしないかご判断下さい。不満足の場合は、一切の連絡をしない事をお約束致します。
全国マンションデータベース
全国14万棟のマンション情報が確認出来ます!
【確認出来る情報】
・物件概要・マンション偏差値
・クチコミ・推定売却価格
・中古販売履歴、相場・過去の賃料履歴、相場
and more
不動産を自分でAI査定
セルフィンの利用でこんな事が分かります
①価格の妥当性を判定 ②対象不動産の流動性を判定 ③立地による資産性を判定④住宅ローン減税の対象か否かを判定 ⑤建築年から耐震性を判定 ⑥管理状況の良し悪しを判定(マンション)⑦土地の資産性について判定(戸建て)
⑧全国マンションデータベースを閲覧可能・マンション偏差値・推定売却価格・過去の販売相場・過去の賃料相場
AI評価付で自動で物件情報をお送りします
希望の条件に合う物件情報を自動でお届けするロボットです。不動産データベースやWEB上に登録された新着不動産情報をいち早く発見し、最短24時間以内に皆様のお手元に自動でメール配信します。物件情報だけでなく、物件の資産性をビックデータと比較して評価書付きで物件情報をお届けするサービスです。
フォームから相談依頼
※「家を買うなら知っておきたい情報レポート」をご希望のお客様は、メッセージ欄に「レポート希望」と入力して送信して下さい。