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平成の経済・社会情勢、そして今後の不動産市場は?

平成の経済・社会情勢を振り返る

江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。

 

本日、平成31年4月30日は、平成最後の日です。

平成最後のコラム、平成時代の経済・社会情勢と今後の不動産市場というテーマでお送りします。

平成の経済・社会情勢を振り返る

大変僭越ながら、私の目線で、振り返ってみますね。

 

今から、30年と4カ月前の平成元年、私は、6歳でした。

4月から、小学校に入学するタイミングでしたから、平成元年が「小学校1年生」です。

 

皆様もそうでしょうが、子供の頃(小学校の頃)の経済や社会情勢は、後から振り返る事はあっても、その当時の具体的な記憶はありません。

 

主なトピックスを調べてみました。

平成の経済・社会情勢トピックス

私の学生時代

平成元年(1989年) 消費税3%導入

平成3年(1991年) バブル経済崩壊

平成9年(1997年) 消費税が5%

平成10年(1998年) 長野オリンピック開催

         FIFAフランスワールドカップに日本代表初出場

平成14年(2002年)  FIFA日韓ワールドカップ開催

平成18年(2006年) 野球WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本代表優勝

 

長野オリンピックあたりからは記憶にありますが、その前は、おぼろげですね💦

皆様はいかがでしょうか?

社会人時代

2005年に、私は社会人となり、不動産業界に入りました。

その後の事は、よく覚えています。

 

平成19年(2007年) アメリカ サブプライム住宅ローン危機

平成20年(2008年)  アメリカ リーマンショック

平成25年(2013年) 2020年東京オリンピック開催決定

平成26年(2014年)  消費税が8%

 

私が、社会人になってから、不動産業界も目まぐるしく変わっていきました。

アメリカのサブプライム・リーマンショックの影響で日本の不動産市場も停滞、そして、2020年東京オリンピック開催へ向けて東京近郊の不動産市場が高騰。

 

そんな中、日本は、もう高齢化社会に突入しており、これから人口がどんどん減少していきます。

そんな人口減少時代に不動産市場はどうなって行くのでしょうか?

令和の不動産市場は中古流通が鍵

これからの不動産市場では、「中古流通が鍵」だと私は考えます。

 

人口が減少していき、空き家も増えていくのに、新築物件だけを検討するのはどうなのでしょうか?

 

日本の不動産市場は、新築信仰が根強いです。不動産会社は、中古物件よりも新築の戸建やマンションを販売する方が儲かる為です。さらに、国もそれを後押ししてきました。

 

それが、ようやく風向きが、少しずつ変わってきました。

インスペクションで中古物件の流通を促進

日本の不動産市場の「中古物件流通シェア」は、欧米諸国に比べて極めて低いです。

 

国は、今までの新築信仰の方針を転換して、中古物件の流通を活性化させることを決めました。

 

昨年2018年の宅建業法改正の大きな目的が、そのひとつです。

中古物件は、一般の消費者にとって建物の構造など見えない部分が多く、その状態や質に対する不安があります。その為、今までは敬遠されがちでした。

 

今までは、「新築は買えないから、仕方なく中古を買う」という考え方が多く、多少の「後からわかる不具合」は仕方がないという風潮が、不動産営業マンの考え方でもありました。

 

中古物件の売買を行う際は、しっかりと品質に関する正確な情報の開示を行う。その手段として、「建物状況調査(インスペクション)」というものがあります。これは、建物の構造耐力上の重要な部分の状況を専門家によって調査するもので、その結果を不動産取引において、きちんと示すことで、不安を解消していこうとするものです。

仕方なくではなく、あえて中古物件という選択肢

不動産の資産価値について、予備知識をしっかりと持つと、「新築物件だけを検討する事」が、危険な考え方であると理解出来ます。

 

勿論、新築物件の全てが駄目という事ではありません。 

消費者ごとの状況や生活環境があるわけですから、一概には言えないのです。

 

「新築の方が安心だし綺麗だから、新築物件以外は検討しない」という考え方が「危険」なのです。

 

不動産についてしっかり学ぼう

学校教育では、不動産については教えてくれません。だからこそ、社会人は自分で不動産について学ばなければなりません。

 

「新築物件は、安心だし綺麗」

→中古物件もしっかりとインスペクションをすれば「安心」です。

新築よりも将来的に資産価値が目減りしにくいという特徴が「中古物件」にはある事をご存知ですか?

 

「毎月の支払いが家賃並みだし、将来資産になる」

→資金計画やライフプランニングはしっかりとしていますか?

金利が一生低水準という保証はありません。

金利が、将来、上昇局面になった場合の対応は考えていますか?

 

将来、「負動産」という負の「資産」になる可能性を検討しましたか?

 

申し訳ございません。

少しドライな問答をご紹介しましたが、この問答について一度、考えて頂きたいのです。

 

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