住宅ローン金利0.1%上がると返済額はどうなる?

住宅ローン金利

江戸川区 不動産エージェント 江戸川不動産情報館です。

 

 

不動産の%の話といえば、仲介手数料(3%+6万円)、住宅ローンの金利が、気になるところですね。

そこで、本日は、住宅ローン金利の%について考察していきましょう。

そして、積み重ねの重要性について書いてみました。

参考になれば幸いです。

住宅ローン金利0.1%上がると返済額は?

金利が0.1%上がると、総返済額はどのくらい変わってくるのでしょうか?

 

わかりやすいように全期間固定金利で試算してみました。

前提条件

借入金額:3,000万円

借入期間:35年(全期間固定)

<パターン1・金利1.21%>

毎月の返済額: 87,653円

年間返済額 : 1,051,836円

総返済額  : 36,814,444円

<パターン2・金利1.31%(パターン1+0.1%)>

毎月の返済額: 89,088円(+1,435円)

年間返済額 : 1,069,056円(+17,220円)

総返済額  : 37,417,311円(+602,867円)

35年間で約60万円の違い

いかがでしょうか?

毎月の支払差額は約1,400円ですが、

総支払額にすると約60万円もの差額が出ています。

 

60万円あったら…老後の積み立て?お子さんの進学費用のときにもまとまったお金が必要になりますよね。

ノーリスクで60万円が貯まる

たった60万円?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、これってノーリスクの60万円なんです。

自分が何か苦労をしなくても、手元に残るはずだった60万円なんです。

たった0.1%の違いで

しかもたった0.1%で、です。

例えばフラット35の金利は毎月0.1%以上変化することなんてザラです。

 

今月は1.21%ですが、ちょうど1年前の2017年12月は1.14%でした。

 

そう考えると、金利の安い時期が住宅の購入時期だと思いませんか?

 

上昇傾向にはあるものの、まだ間に合います。

是非住宅の購入時期を再考してみてはいかがでしょうか…?

差額の金利分と修繕費用と積み重ねの重要性

不動産は、定期的なメンテナンスをしないと、価値が保てません。

良く観察しないとわかりませんが、例えば、外壁のクラック(亀裂)を放置すると、湿気がどんどん、躯体を蝕むます。

 

木造住宅であれば、10年に一回は、屋根と外壁の防水をメンテナンスした方が良いです。

住宅の大きさや業者にもよりますが、例えば、120万円くらいだとします。

 

10年で120万円が必要になる。

という事は、1年で12万円、1ヶ月に1万円です。

 

ちなみに、マンションの場合、修繕積立金を毎月、徴収されているから

別途費用は、用意する必要がないとお考えの方、その考え、危ないですよ💦

 

修繕計画通りの修繕積立金が溜められていない場合、別途、費用の徴収がありえます。

それも、うん十万単位かも知れません。

 

そこで、先ほどの金利0.1%の差額を修繕費用の一部として考えて、積立して下さい。

月に、たった1,500円だったら、積立出来ますよね。

35年間で、約60万円。

 

35年の内、10年後ごとに修繕を行うとして、120万円×3回で360万円、うち60万円がトータルで賄えるのです。

別途、屋根・外壁だけじゃなくて、内装や設備だってメンテナンスが必要です。

 

35年間で60万円得したんだで終わりではなく、じゃあ、その分を積立しておかないと、

手元にトータル60万円分の価値が残りません。

 

月に1,500円、1ヶ月30日だとして、1日50円です。

50円を使うのに、悩みますか?

 

悩む方は、逆に、もう少し、肩の力を抜きましょう💦

 

1日50円、されど、35年間では、60万円です。

さすがに、60万円を無意識に使える方は、少ないと思います。

 

仮に、毎月1万円を積立てみると、年間で12万円、35年間で420万円です。

屋根と外壁のメンテナンス費用は、十分に賄える感じですね。

 

金利0.1%の違いから、毎月、毎年、それが35年、の積み重ねの重要性を考えてみました。

 

ご不明な点等ございましたら

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