江戸川区 不動産 エージェント 江戸川不動産情報館です。
本日は、法務局備え付けの地図が変わるというお話です。
参考にして下さい。
法務局備付けの地図が変わる
法務局とは
法務局とは、法務省の地方支分部局の一つであり、登記、戸籍・国籍、供託等の民事行政事務と訟務事務及び人権擁護事務を行う機関です。
不動産関係では
法務局では、土地や建物の地図証明書を取得することができます。
土地については公図(地図証明書)や地積測量図が、建物については建物図面が取得できます。
公図とは
公図は、日本中の土地の形状や地番、道路、水路などを図で表している図面です。公図には、隣接土地との境界線が表されており、隣接地との位置関係がわかる図です。公図は、法務局が管理し公開し、出先機関の日本全国の登記所やインターネットでは登記情報提供サービスをにて所定のお金を支払えば誰でも日本中の公図を取得することができます。
平成30年10月1日から変わりました。
具体的には何が変わったのか
具体的な変更点はというと、「用紙の余白」が増えたという点です。
これは、ISOの定める用紙の余白の規格に合わせた書式になったということです。
実は不正確
実際の地図情報としての見方等には変更ありません。
ただそもそもですが、法務局の公図は、情報として不正確なことが多々あります。
古い時代に作成された手書きの図面を無理やり電子化したものもあるため、隣の土地の地図とうまく重ならないエリアもあります。
ご購入を検討する土地の地図を見ても、うまく位置がつかめないといった相談もいただきます。
この不正確な地図の解消として、国土調査も進めることにはなっていますが、遅々として進んでいないのが現状です。
一部には、方位不明という地図も残されています。
書式を統一することも大切ですが、より正確な情報が早く反映されるとよいですね。
ご不明な点等ございましたら
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