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【その②】JR小岩駅周辺地区のまちづくり

江戸川区の不動産エージェント江戸川不動産情報館・金野秀樹(コンノヒデキ)です。

 

☆2018/09/06 JR小岩駅周辺地区のまちづくりの記事を多くの方にご覧になって頂きました!

有難うございます!

 

さて、本日は第二弾という事で、

南小岩七丁目西地区の再開発事業をご紹介します。

なお、こちらの開発は既に完了しています!

いってみましょー☆彡

南小岩七丁目西地区の再開発

小岩エリア再開発マップ

南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業

本地区の課題

上記の真ん中下の4番の七丁目西地区は、老朽化した大型店舗や住宅等が立地し建替え更新の必要性が高まりつつあると同時に、幅員の狭い区道や行き止まりの私道が存在するなど、都市基盤が整備されていない状態となっていました。また、東側に広がる木造住宅密集市街地は消防活動が困難な状況であり、早期の解消が求められている状況でした。

方針

JR 小岩駅周辺地区では、江戸川区が地域の方々の意見を反映し策定した「JR 小岩駅周辺まちづ

くり基本構想(平成 21 年 1 月)」を基に、近年の地域全体での売り上げの低下や、木造住宅密集市

街地の存在等の防災上の課題等を抱える地域を再生し、駅周辺の商業集積地としての魅力の再構築

を図るまちづくりが進められています。

本地区は平成 22 年 6 月の再開発協議会の設立、平成 23 年 8 月の都市計画決定を経て、平成 24

年 1 月に個人施行として第一種市街地再開発事業の施行認可を受け、事業を進めてきました。市街

地再開発事業により、核店舗の誘致や良好な都市型住宅の供給を行い、周辺街路等の基盤整備に取

り組むことで、地域の商業環境の活性化や定住人口の回復、歩行者ネットワーク機能の強化、施設

建築物の 4・5 階に配置する駐車場を災害時の帰宅困難者一時避難場所として活用することで、防

災面の強化に貢献するなど地域全体のまちづくりの先導的役割を担うことが期待されています。ま

た、不燃化特区のコア事業に位置付けしており、不燃化特区エリア内に対するマンションの優先分

譲を実施し、不燃化促進にも貢献しています。

事業の概要

工事竣工までの流れ

事業エリア

木造住宅密集市街地は防災上危険であ

り、問題を改善していくため、JR 小岩駅周

辺地区まちづくりのリーディングプロジ

ェクトとし、平成 22 年 6 月に再開発協議

会が発足されました。

解体後

平成 23 年 8 月の都市計画決定を経て、

平成 24 年 1 月に個人施行による第一種市

街地再開発事業の施行認可を受け、平成 24

年 6 月に解体工事が着工し、平成 24 年 12

月に本体工事が着工されました。

マンション竣工

平成 27 年 5 月に本体工事が竣工しまし

た。これにより歩行者が安全に通行できる

歩行者ネットワーク機能の強化がされま

した。また、帰宅困難者一時避難場所を設

けることにより防災面の強化等が期待さ

れています。

公共施設の整備状況

各場所の整備状況

事業概要

【地区概要】

事業種別 第一種市街地再開発事業(個人施行)

地区面積 約0.5ha

施行者 スターツコーポレーション株式会社、一般財団法人首都圏不燃建築公社

位置 南小岩七丁目22番地内

【施設概要】

敷地面積:約3,200m2  

建築面積:2,200m2

延面積:32,000m2

階数:地上29階 地下2階

主要用途:店舗・住宅

【防災機能】

この事業では賑わいや基盤整備だけではなく、防災性の高い施設整備にも力を入れています。帰

宅困難者一時避難場所をはじめ災害用井戸、かまどベンチ、災害用マンホールトイレなどがありま

す。またマンションの各フロアには防災備蓄倉庫が整備されています。

防災機能
施設の概要

事業経過

平成22年6月 南小岩七丁目西地区市街地再開発協議会発足

平成23年8月26日 第一種市街地再開発事業、地区計画、高度利用地区の都市計画決定

平成24年1月12日 南小岩七丁目西地区第一種再開発事業認可

平成24年5月25日 権利変換計画認可

平成24年6月 解体工事着工

平成24年12月 本体工事着工

平成26年10月24日 地区計画の変更、景観地区の都市計画決定

平成27年5月 本体工事竣工

平成27年11月10日 南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業終了認可

 

ご不明な点等ございましたら

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